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単車でキャンプ
ロングツーリング、いいですよね。
キーをひねりイグナイターをONにし、エンジンに火を入れる。
スロットルを開き、高速のコーナーへ消える。エグゾーストノートと風の音。置き去りにした景色の中にくだらない日常を脱ぎ捨てて、走る。・・・遠くへ。
く〜っ、ハードボイルドです。ハードボイルドすぎます。書いていて思わず目線が鋭くなってしまいました。
夏の信州にはこのハードボイルドな単車乗り達がたくさん集います。ライダーじゃなくて単車乗り、バイクじゃなくて単車ですよ。ここ間違えないように。ツーリング検定一級試験に出ますよ。
単車での旅は車の旅に比べて圧倒的にかっこいいのですが、圧倒的に不便です。
まず、単車には屋根がないので、雨とか困ります。あと、エアコンも付いてないんです。とても暑いです。
でも、一番困るのが、荷物。
荷物は最小限にしたいですね。といっても持っていくものはいろいろあるので、全部挙げていてはキリがありませんから、ここでは「これだけは!」というモノだけ紹介しましょう。
何はともあれ、運べる荷物の量が限られていますから、多少の不自由は致し方なし。それを楽しむくらいの余裕が欲しいですね。
単車だからこそ可能な技もあります。
単車は車に比べてガソリンが取り出しやすいです。キケンなので、具体的なやりかたは説明しませんが、ちょっと構造を知っている人ならすぐできます。
これを枯れ木にかけて着火剤の代わりにします。ものすごい勢いで火の手が上がるので、最初はビビリます。
単車の脇で焚き木をしながら酒を飲むのもまた一興です。
みなさん、風になりましょう。