サイトトップ > 飯盒でご飯を炊いてみよう
飯盒でご飯を炊いてみよう
キャンプ飯といえば、まずは基本中の基本、飯盒でしょう。
これができなければホンモノじゃないね。
が、しかしこれが意外と難しいんですわ。
飯盒の内蓋すりきりいっぱいで2合だし、お米の量に合わせて水をどこまで入れたらいいのかはちゃんとわかる構造になっているので困りませんが、炊き方。
これが難易度高い。
「はじめチョロチョロなかパッパ」っつーのは知ってたんですが、そんなんじゃねーもっと奥深いものがあります。
まずは弱火にかけます。
この時にふたの上に重めの石とかを置いておかないと、沸騰してきたときに蓋が浮き上がって大変なことになります。うっかりビール飲んでると、カレーのルーだけをすする憂き目に会うぐらい大変です。
で、ちょっと蓋の隙間から湯気が出てきたら、強火です。
勢い良く蓋の隙間からとぎ汁状の液体が飯盒を吹きこぼれてきます。
そいつが出なくなるまで少々火の勢いを落として頑張って、あとは火から外して飯盒ごとシェイクしてひっくり返して10分くらい待つ。
すると、おいしいお米の出来上がりです。
慣れてきたら飯盒を使わなくても、蓋がついていればたいていの調理器具でお米が炊けるようになります。私はかつて飯盒に穴が開いてしまって、パーコレーター(コーヒー作るヤツね)で炊いたことがありますし。
※できる男を演出する為に、飯盒は必ず薪で火を起こして作りましょう。できる男をこれでもかというくらいアピールしたら、次からはバーナーでOKです。楽チンだし。