ネコとキャンプで１３６５！

飲んだ後に行くラーメン屋さんって、なんか妙に旨いですよね。
しかし、キャンプ場にはラーメン屋さんはありません。

こんな時にはカップ麺が便利です。
つか、カップ麺、普通に美味いです。

それもそのはず、カップ麺はたいていの場合、超大手企業の有名どころが作っています。そんな大企業の抱える人材はさぞかし優秀に違いありません。
彼らは、私がアメリカザリガニに夢中になっていた年齢の頃には、非ユークリッド幾何学に夢中になり、ノコギリクワガタの牙の長さを競っていた頃にはフィボナッチ数列の知識を競っていたらしいです。

そんな優秀な社員を抱える企業が開発したカップ麺がまずいはずはありません。
現場ではきっと、彼らがチームを組んで日々開発が進んでいます。

「ドクター田中、例の極秘開発案件の新うどんの常温における浸透圧はどうだ？」
「ええ、新規開発したこの装置にかけているのですが、量子力学的に脅威の発見があります。」
「なにっ、そっ、それはっ！」
「そうなんです。この装置をもってしても我々の新うどんの限界測定はシュレーディンガー方程式の・・・」
「危ないっ、ドクター田中！これ以上負荷をかけては装置が暴走してしまうっ！早く逃げろ！」
「かまいませんっ、この命、新うどんに捧げてみせますっ！」

大変なことになってきました。ドクター田中の運命はどうなってしまうのでしょうか。
このように、壮絶な開発現場で日々命を削って生み出されるカップ麺たち。



キャンプ場で酔っ払っていても、お湯を注ぐだけでおいしいカップ麺が食べられます。どうか、キャンプ場でカップ麺を食べる機会があったらそんな彼らのことを思い出してあげてください。